ウクレレの基礎知識

ウクレレサイズによるフレット間隔の違い

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フレットとは、フィンガーボード(指板)に付いている、音階を決める金属の仕切りの事を言います。

ウクレレには、ソプラノ、コンサート、テナー、バリトンの4種類がありますが、サイズによってフレットの間隔は同じ?それとも違うのでしょうか?

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弦楽器のフレット位置の計算方法

弦楽器のフレット位置は、下記の数値を基に計算されます。

  • ナット(0フレット)からブリッジまでの長さ
  • フレットの長さを決める定数(17.817)

ナットからブリッジまでの長さが344mmのフレット位置

計算方法

  • 各フレットの寸法(P) = (弦長 – n-1F(T)) / 定数
  • ナットからフレット位置までの寸法(T) = nF(P) + n-1F(T)

※nは求めたいフレットの位置

例) n = 3 フレットの場合

P = (628-37.53) / 17.817 ≒ 17.2

T = 17.2 + 37.53 ≒ 54.73

となります。

簡単に計算したい方はコチラ

最後に

ウクレレのネックが長くなるにつれ、フレット間隔が広くなることが分かりました。

弦長が一番短いソプラノウクレレはフレット間隔が狭く、ウクレレが大きくなるにつれてフレット間隔が広くなります。

したがって手の大きな人は、ソプラノよりも大きなサイズの方が弾きやすいとも言えます。

また、ウクレレをワンサイズ大きなものに変えた場合、慣れるまで少し練習が必要になるかもしれません。