ウクレレソロを弾くためには、基礎を身に着ける必要があります。
ソロを独学で学ぶのは難しいと思いがちですが、簡単に書かれていて分かりやすい本で練習すると、独学でも弾けるようになります。
実際、ウクレレ教室に通ったことがなくても、上手に弾ける人はたくさんいますからね。
でも、数あるソロウクレレ本の中からどれを選を選べばいいの?
そこで、
- 独学で弾けるようになりたい
- ウクレレ教室に通うのが難しい
という人に、ぜひ使ってほしいテキストを紹介したいと思います。
メロディ → 伴奏 → ソロ の3ステップ方式で
ソロウクレレを
誰でも弾けるようになる本
ちょっと長いですが、これ全部がタイトルです。
佐藤雅也さんが監修された本なのですが、解説がとても分かりやすいので、これからソロウクレレを始める人にはとても良い教材です。
ちなみにこの本は、Amazonでベストセラーとして紹介されています。
教本で練習する内容
目次
- ソロウクレレの基礎知識
- 簡単なメロディとコードで指を慣らそう
- いろいろなコードの押さえ方に挑戦
- アルペジオで表現力アップ
- さまざまな伴奏テクを身に付けよう
- 名曲で総仕上げ
練習曲
簡単なメロディとコードで指を慣らそう
- 喜びの歌
- かっこう
- メリーさんの羊
- きよしこの夜
- グリーンスリーブス
- カイマナヒラ
いろいろなコードの押さえ方に挑戦
- オーラ・リー
- クレイジーG
- ハッピー・バースディ
アルペジオで表現力アップ
- きらきら星
- スカボロー・フェア
さまざまな伴奏テクを身に付けよう
- コンドルは飛んでいく
- バリ・バリの浜辺で
- アロハ・オエ
- 見上げてごらん夜の星を
- タフワフワイ
名曲で総仕上げ
- 涙そうそう
- 星に願いを
- 虹の彼方に
- 川の流れのように
- パイプライン
- ALOHA E KOMO MAI
- 愛のロマンス
- クレイジーG
教本のポイント
見やすい
要点を絞っているので、読みやすくて分かりやすいです。
ウクレレを触ったことがない人向け
この本は、普通のウクレレテキストと同じように、
- ウクレレの種類と選び方
- ウクレレの各部名称
- チューニングの方法と弦の種類
- 構え方の基本
- 演奏方法の基本
という基礎中の基礎から始まります。
ウクレレがどのような楽器で、どのように弾く(ピッキングやストローク)のかが解説されているので、まったくの初心者でも安心して使えるようになっています。
五線譜の見方が分からない人向け
テキストには、五線譜とタブ譜の両方が載っていますが、おたまじゃくし(ドレミファソラシド)の記号が分からなくても弾くことができます。
ただし、本に書かれている「曲の進行に関する記号」「拍子記号」「音符」についてはしっかりと理解しておきましょう。
3つの弾き方をマスターできる
テキストには、「メロディ」「コード」「ソロ」の楽譜と解説が載っています。
コードが弾ける人はソロだけを練習すればいいし、ウクレレが初めての人は、メロディとコードがしっかり弾けるようになってからソロを練習しましょう。
また、コードが弾ける人であっても、コードの弾き方の復習もできます。
簡単なコードと拍子からマスターできる
最初に練習する曲のコードは、基本の「C」「G」の2種類のみ。
4拍子(ジャ・ジャ・ジャ・ジャ)のストロークから始まります。
課題曲を進むにつれ、コードと拍子のパターンが増えていき、自然に両方身に付きます。
難しい場所は番号で解説
このテキストでは、解説を読んでから弾くというパターンで練習します。
特に難しいところや、工夫して弾いた方がいいポイントは番号が振ってあります。
こういったポイントは、他の曲でも応用できるので、必ず読むようにしてください。
指使いが書かれていて弾きやすい
通常のソロウクレレの楽譜は、コードが載っていても、指使いは書いてありません。
この本では、タブ譜の下に「人・中・薬・小」と指使いが書かれているので、基本の指使いと効率の良い弾き方が覚えられます。
その結果、弾きやすい指使いを自分で考える力も身に付きます。
音と映像で学べる
付属のCDはメロディの確認しかできませんが、YouTubeの「動画でわかるソロウクレレ」で模範演奏を見ることができます。
練習であると便利なもの
メトロノーム
演奏のテンポを一定に合わせるために使います。
消せるボールペン
こちらは「PILOT(パイロット)フリクションボールスリム」です。
このボールペンは全部で20色あり、インクの色は軸の色と同じです。
書いても文字が滲まず、筆圧がよほど強くなければ綺麗に消せます。
指運を加えるときは「青」、ちょっとしたポイントを書くときは「緑」などと使い分けると、曲が弾きやすくなります。
替え芯があるので、インクが無くなっても安心です。
透明な付箋
こちらは100均で売っている透明タイプの付箋です。
楽譜に直に書き込みたくない場合や、強調したい箇所に貼り付けると便利です。
貼っても文字が透けるのと、上から文字が書けるので、消せるボールペンと併用すると更に便利です。
最後に
つまずいても途中で投げ出さず、たった30分でも毎日練習を続けましょう。
頑張っている自分を好きになると繰り返して弾くことが楽しくなり、最終的にソロが弾けるようになります。
ちなみに私はソプラノウクレレで練習を始めたのですが、レベルアップしていくと弾きにくい曲が出てきました。
迷ったものの、途中でコンサートウクレレ(Elvis Five-O)を購入しました。
通販サイトで人気があるだけあって、安いのに弾きやすさデザイン共にとても良く、買って正解でした。
今では古いソプラノウクレレはいらないと思い始めています。