ソロと弾き語りの違い
ソロとは
歌を唄わず、メロディー(主旋律)と伴奏をウクレレ1本で弾く演奏方法です。
弾き語りとは
歌を唄い、伴奏のみをウクレレで弾く演奏方法です。
ソロと弾き語りはどちらが難しい?
弾き語りはコードとストロークの組み合わせで弾けますが、ソロの場合は、コードとストロークにメロディがプラスされるので、ソロの方がさらに難易度が高くなります。
したがって、ソロが弾けるようになるには、初心者を卒業し、中級クラスにならないと、かなり難しいです。
ソロを弾くための準備
指の使い方の基本を覚えておく
ウクレレのコードや音階を弾く場合、基本の指使いがあります。
基本のルールに従ってフレットを押さえることにより、メロディーやコードがスムーズに弾けるようになります。
コードが弾けるようになっておく
難しいコードまで覚える必要はありませんが、簡単なコードやよく使われるコードは、フレットを見ずに弾けるようにしておきましょう。
左手に集中してしまっては、コードはおろか、メロディを弾くのもたどたどしくなってしまいます。
音階を弾けるようになっておく
ソロでメロディとコードを同時に弾く場合、メロディ(主旋律)の多くは1弦や2弦を使います。
ある程度、ドレミファソラシドの位置を把握しておきましょう。
ストロークが弾けるようになっておく
基本の8ビートや、基本の16ビートだけでも弾けるようにしておくと、リズムの取り方がスムーズになり、応用が効きます。
弾き語りをする上でも、格好良く弾けるので、この2つはぜひ覚えて下さい。
タブ譜を読めるようにしておく
ウクレレソロの楽譜は、五線譜とタブ譜の両方が載っていることが多いです。
タブ譜には、左手の押さえ方が記載されているので、音符が解らなくても弾けるようになっています。
五線譜よりも簡単なので、タブ譜がパッと読めるようになりましょう。
教本を用意しておく
ソロ用のウクレレ本は、「ビギナー用」「ソロの弾き方を解説している」「CDが付いたもの」を用意します。
いきなり「やさしいソロ◯曲」のような楽譜集を買ってしまうと、ソロの弾き方がわからないため、挫折する確率が高くなります。
たとえ曲が地味でも、ソロの弾き方を重視した本を用意して下さい。
↓↓↓ ちなみにこちらは私が使っている本です ↓↓↓
簡単なコードを使ったソロ曲が用意されていて、段階を踏んで練習していけるようになっています。
楽譜は、メロディ、伴奏、ソロと3つのバージョンが載っていて、弾き方のポイントも解りやすく解説しています。
メロディと伴奏を別々に練習して、最後にソロで弾くという流れですが、メロディとソロでは指使いが若干異なるので、メロディが完璧に弾けなくても、曲の感じさえ掴めれば、伴奏、ソロと先に進んでもかまいません。
ソロは伴奏と違って指の動きが多くなるため、マスターするには時間がかかりますが、地道に練習すれば上達します。
付属のCDはありますが、YouTubeの動画の方が、より詳しい弾き方が分かります。
この本は、Amazonでベストセラーになっている通り、ソロ初心者の練習にはぴったりだと思いました。
ただし、ウクレレの初歩的なことは書いていないので、ソロ初心者には分かりやすくても、ウクレレ初心者には難しいです。
したがって、ウクレレ初心者の方は、基礎を学んでからソロにチャレンジして下さいね。
最後に
ソロ弾きは、ウクレレの集大成だと思います。
ソロを格好良く、上手に弾けるようになるためには、基礎を固め、コツコツと練習するのみ。
その努力が実ると、ウクレレが最高に楽しくなりますよ。