多くの人は、ドレミの歌にあるように、音程を表す「ドレミファソラシド」には馴染みがあると思います。
しかし、ウクレレのコード譜でよく目にするのは「CDEFGAB」です。
では、このアルファベットは何を表しているのでしょうか?
ドレミファソラシドを表す「CDEFGAB」
「CDEFGAB」は、ドレミファソラシドを英語表記にしたものです。
- 「C」= ド
- 「D」= レ
- 「E」= ミ
- 「F」= ファ
- 「G」= ソ
- 「A」= ラ
- 「B」= シ
ということになります。
じゃあ、なぜ「ド」が「A」から始まらないの?
- 古代ギリシャで使われていた弦楽器の一番低い音をAと名づけたらラだった。
- Aが一番低い音として音階が作られたが、新しい音楽理論によってCを中心に定めたから。
という説が有力のようです。
コード(和音)を表す「CDEFGAB」
タブ譜でよく見る「CDEFGAB」は、主にコードを表します。
- 「C」= C・E・G(ド・ミ・ソ)
- 「D」= D・F#・A(レ・ファ#・ラ)
- 「E」= E・G#・B(ミ・ソ#・シ)
- 「F」= F・A・C(ファ・ラ・ド)
- 「G」= G・B・D(ソ・シ・レ)
- 「A」= A・C#・E(ラ・ド#・ミ)
- 「B」= B・D#・F#(シ・レ#・ファ#)
ということになります。
参考Piano Chord CLIP最後に
ドレミファソラシドが頭にインプットされていると、アルファベット表記がなかなか覚えられないですが、A・B・C(ラ・シ・ド)だけ覚え、残りを順番(D・E・F・G)に当てはめると分かりやすくなります。