ウクレレを弾く準備

ウクレレの音が綺麗に出る左手の押さえ方

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ウクレレを弾いていると、音がこもって綺麗に出ないことってありませんか?

コードストロークの場合、和音で弾くので1本ぐらい音が出ていなくても、残りの3本に誤魔化されて気になりませんが、単音のピッキングが多いソロの場合は、顕著に音が鳴らない場合があります。

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ウクレレの音が綺麗に出ない理由

  • 左手の押さえ方が悪い
  • 弦が硬い・太い
  • ウクレレ本体の問題
  • 左手の爪が長い

ということが挙げられます。

音が綺麗に出る左手の押さえ方

左手は、卵を握るようなフォームを意識してください。

指が他の弦に触れないように、指板に直角になるように押さえましょう。

指の位置は、できるだけフレットの際を押さえます。

音が綺麗に出るネックの握り方

親指をネックの上に突き出すフォームが、演奏時の基本です。

手のひらをネックにべったりと付けないようにして下さい。コードチェンジがしにくくなります。

全弦をバレー(セーハ)する場合は、人差し指の指先がネックから1cmほど顔を出すようにし、第2関節がネックの下端にくるように押さえます。親指は人差し指の真裏あたりに置き、指の左側をネックに押し付けます。

弦を変える

弦の押さえ方やネックの持ち方を改善しても上手く音が出ない場合、「弦が硬い」「弦が太い」などの理由で弦をしっかりと押さえることができず、綺麗な音が出ない場合があります。

その場合、「細い弦」「柔らかい弦」に交換してみましょう。

私も、弦を交換した結果、綺麗な音が出せるようになりました。

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ウクレレ本体の問題

弦高や弦のサイズが原因でビビリが起きている場合も、音が上手く出ません。

その場合、「弦を元に戻す」「弦を交換する」「サドルを高く(または低く)する」「ナットの溝を削る」「ナットを交換する」など、ウクレレ本体のメンテナンスをする必要があります。

ビビリの主な症状

交換した弦が以前より細い

  • 弦がナットの溝に食い込んだ結果、弦高が低くなり、フレットに当たって音が出なくなる。
  • 細い弦が、ナットの溝の中で振動して音が出なくなる。
  • 弦が細くなるとテンションが下がり、弦の張りが緩くなる影響で弦の振動が大きくなるため、弦がフレットに当たって音が出なくなります。

交換した弦が以前より太い

  • 弦が太くなることにより、フレットに当たって音が出なくなる。

弦高が高いと音が出にくくなる原因に

弦高が高いと弦を押さえるのに力がいるので、弦が硬く感じたり、音が出にくくなります

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左手の爪を切る

左手の爪が伸びていると、弦に爪が当たり、音が出なくなる場合があります。

左手の爪は短く切りましょう。

最後に

音がうまく出ない場合は、まずは弾き方を意識してください。

それでもダメな場合は弦を変えてみる。ナットやサドルを調整するのは最終手段ですので、自分でできない場合は、お店で調整してもらいましょう。