ウクレレ弦をLow-Gに交換する場合、巻き弦(金属製)だと張り方が違うのでは?と、思った方もいるのではないでしょうか?
そこで、巻き弦の張り方と注意点を紹介したいと思います。
巻き弦の張り方
「ナイロン」「フロロ」「ナイルガット」「巻き弦」と、どの素材の弦でも、ウクレレ弦の張り方は同じです。
巻き弦の交換で注意したいこと
結び目の輪の大きさに注意しよう
ブリッジに弦を縛るタイプのウクレレの場合、結び目の輪っかが大きくなってしまうことがあります。
輪がなるべくコンパクトになるように気を付けましょう。
※初めて巻き弦を張った時、写真よりも2倍ほど大きくなったので、すぐに結びなおしました。
張り直しは時間を空けずに
金属製の巻き弦は、曲げると折り目が付きます。
弦の張り直しをする際は、がっちりと折れ目が付く前に行いましょう。
弦の柔らかくて細い部分は使わない
FamousのLow-G弦を張った時、端が細くて柔らかくなっていました(5cmほど)。
おそらく、芯線が入っていない状態なので、柔らかい部分は使わずに切ってしまいましょう。
※線の太い部分がブリッジに来るように張り、ペグに弦を巻き付けてから最後に切ると良いでしょう。
ニッパーを使いましょう
弦を切る時はニッパーを使いましょう。
巻き弦は普通のハサミでも切れますが、切った反動でハサミの先がウクレレに当たって傷つく恐れがあります。
チューニングはチューナーを使いましょう
スマホのチューニングアプリを使ったところ、Low-Gのチューニングができませんでした。
Low-G弦は、ウクレレ用のチューナーを使いましょう。
※最悪、5フレットを押さえて、Cでチューニングをするという裏技もあります。
黒弦とあわせると見た目が悪い
弦が白っぽいため、黒弦と一緒に張ると1本だけ浮きます。
白のアクイーラと比較してみると違和感が無かったので、見た目を気にする方は白かクリア(透明)の弦と組み合わせてた方が無難です。
最後に
ウクレレのチューニングをローGにした結果、音色や曲の雰囲気がガラッと変わり、ハイGとの音の違いが面白くなりました。
そのおかげで、最近ではホコリをかぶっていたウクレレも頻繁に弾いています。
私はソプラノウクレレをLow-G専用にしましたが、できれば専用ウクレレはコンサートがおすすめです。
なぜなら、弦の張りがソプラノよりも良く、弾きやすいからです。