Amazonや楽天でウクレレを見ていると、ヘッドに細長い穴が開いたカッコいいウクレレを見かけることがあります。
でも、買ったはいいけれど、ペグが違うから、弦交換が難しくて自分でできないのでは?
そこで、スロッテドヘッドのウクレレの特徴を紹介したいと思います。
スロッテッドヘッドとは
ヘッドに穴が開いたタイプのものを「スロッテッドヘッド」または「スロテッドヘッド」と言います。
スロッテッドヘッドは軽くなる?
ヘッドに穴が開いた分、ウクレレが軽くなるのでは?と想像してしまいますが、実際はどうなのでしょうか。
スロッテッドヘッドはギターだと軽くなりますが、ウクレレの場合は普通のヘッドとそれほど重さに違いはありません。
なぜなら、スロッテッドの場合、普通のヘッドよりも厚みがあるため、それほど軽くならないのです。
スロッテッドヘッドは値段が高め
ヘッドを加工する手間があるため、高めの価格設定になっていまいす。
スロッテッドヘッドは衝撃に弱い?
ぶつけたり落としたりした場合、普通のヘッドより割れやすくなります。
スロッテッドヘッドはテンションが高くなる
このタイプのウクレレは、テンション(弦の張り)が強くなります。
その理由は、糸巻き部分が中に入り込み、ナットからの角度が急になるためです。
スロッテッドヘッドの弦交換
弦交換は少し面倒です。
弦を外す場合
何回もペグを回さないと、弦をはずすことができません。
普通のペグは、ある程度緩めたら手で弦をはずせますが、スロッテッドの場合、棒に巻き付いているので最後の方まで回さないとはずせません。
弦を巻く場合
チューニングをする場合、4つともペグを回す方向が同じになります。
棒が細いので、糸巻きがしにくいです。
弦はナットの溝と直線になるように巻き付けます。
あまり角度がついてしまう(弦が外側に向いてしまう)とチューニングが安定しない場合があります。
弦交換の方法
↓↓↓ ペグを回すときに威力を発揮します ↓↓↓
最後に
やっぱりウクレレは見た目も大事ですよね。
弦交換は慣れが必要ですが(他のタイプもそうですが)、それでもデザインで選ぶのもアリだと思います。