ウクレレ弦を「SAVAREZ 140R」に張り替えたのはいいのですが、あまりにもテンションが高く、1弦の音がミュートされたかのように音が出ませんでした。
まだ使い始めて1ヶ月弱でしたが、思い切ってORCAS OS-MED(ミディアム)に張り替えました。
ORCAS(OS-MED)のスペック
- タイプ:ソプラノ/コンサート
- 素材:フロロカーボン
- 色:黒(ブラック)
- ゲージ:A(0.0190in)、E(0.0270in)、C(0.0310in)、G(0.0220in)
- 製造国:日本
張り替えたウクレレ
ARIA AU-1(ソプラノ)
今回はブラックフロロなのでARIAがカッコよくなりました。
テンションは弱く、細くて柔らかい弦です。
弦の伸びやチューニングは、張って数日はかなり狂います。安定するまでは、一晩経つとかなり音が低くなり、演奏中もチューニングが欠かせませんでした。
弦が安定するまで1週間ほどかかるので、その間はこまめなチューニングが必要です。
2~4弦はほど良く、1弦だけが少し緩い感じがしますが、その分1弦をよく使うソロが弾きやすくなりました。
音色は音の伸びが良いナイロン弦というイメージです。フロロにしてはマイルドな優しい音で、ヌケが良く音量もあります。
柔らかくて弾きやすい分、ストロークだと少しもたつきますので、弾き語りの場合はHARDタイプの方が良さそうです。
したがって、ジャカジャカ弾くよりも、ソロでゆったりした曲を弾く方が合っている弦です。
※OS-HARDのゲージ:A(0.0220in)、E(0.0270in)、C(0.0310in)、D(0.0230in)と1弦と4弦が太くなります。
力が弱くても音が出やすく、指も痛くなりにくいので、初めてのソロ練習には向いています。
Elvis FIVE-O(コンサート)
ソプラノよりもネックが長い分、もう少し1弦の張りが強くなるかと思っていましたが、若干だるんとした感じが気になりました。
しかし、Worth弦よりも音がキラキラと響き、ソロ弾きの高い音が綺麗に出るようになりました。
ORCASはハードの方が使い勝手が良く、弾き語りよりソロの方が相性抜群だと思いました。
最後に
なんだかんだ言っても音質はORCASが好きなので、最終的にはHARD弦に収まるんだろうと思っています。