ウクレレを弾き始めてから2年が経ち、Low-Gチューニングに憧れを抱くようになりました。
なぜなら、4弦(G)を1オクターブ低くすると、ギターのような甘くて柔らかい音色になるからです。
たまたま楽天ポイントが溜まっていたので、単品の弦を購入しました。
今回フェイマスの弦にした理由は、Low-G弦の中でも一番細く、ナットの溝を削らなくてもいいからです。これならいつでもHigh-G弦に戻すことができます。
Famous (Aranjuez Low-G)のスペック
- タイプ:オールサイズ
- 素材:巻き弦
- 色:銀色(シルバー)
- ゲージ:G(0.0270in)
- 製造:アメリカ
張り替えたウクレレ
ARIA AU-1(ソプラノ)
コンサートとソプラノのどちらに張るか迷ったのですが、最終的にはソプラノウクレレにLow-G弦を装着しました。
推奨は、コンサートかテナーなのですが、買ったばかりのElvisだと勿体ないので、くたびれたARIAに張っちゃいました。
色はシルバーで、想像よりも白に近いおとなしめな輝きです(イメージとしてはアルミホイルの裏面ですね)。
黒のフロロカーボンと組み合わせると白っぽさが目立つので、ハッキリ言ってダサいです。巻き弦の場合、クリア弦か白のAquilaと一緒に張る方が違和感がありません。
白いアクイーラとの比較。
黒のフロロと違い、浮いて見えませんでした。
弦はテナーで張れる長さはありますが、ソプラノ2本分は取れないので、余った弦は処分となりました。
一番心配していたナットと弦高ですが、削らなくても弦が溝にスッポリと入りました。私のARIAは少し弦高が高めだったせいか、音がビビることもなく、お腹に響くいい音がしました。
※振動幅が、ORCAS OS-MEDの2弦の振動幅の2倍近くあって驚きました。
テンションは想像通りだるんとしていたので、弾かない時は弦を緩めなくても良さそうです。
張ってすぐはこまめなチューニングが必要ですが、1週間足らずで弦の伸びは安定しました。
テンションが低いと感じたものの、弦が太い分、ORCAS OS-MEDの1弦よりは弾きやすかったです。
ウクレレ用のチューナーであれば、1オクターブ低くてもしっかりとチューニングができます。
音はギターに近づいたものの、本来のウクレレやギターとは違い、別の楽器になったかのようでした。
甘い低音で、ベース音のような響きになるので、ロックのストロークとピッタリです。また、弦をスライドした時のキュッキュっという音がたまりません。
マイナー調の曲だとしっくりくるので、Low-G専用ウクレレを1本用意して弾き分けるといいと思います。
最後に
Low-G弦にすると、音色がかなり変わります。
特に、歌謡曲、ポップス、ロックなどが中心の場合、専用ウクレレを1本用意してもいいくらいです。
Famous Low-G弦は、ウクレレを加工しなくてもそのまま張れるので、低音が気になる人は1度使ってみるのもアリですね。
https://ukulele.nyancoroge.info/gen_change_tuning