ウクレレを購入した際に、予備弦も一緒に買った方も多いと思います。
弦は消耗品なので、弾いているうちに劣化するのは当たり前なのですが、実際のところ、いつ交換するといいのでしょうか?
弦交換のタイミングは人それぞれ
弦を交換する時期にきまりは無いので、タイミングは人によって違います。
ウクレレを弾く頻度により、弦が傷む度合いも違いますが、私が最初に使っていたAquila(アクイーラ)弦はとても丈夫で、2年間ずっと張りっぱなしでした。
交換のきっかけは、ソロウクレレを始めるにあたり「そろそろ自分の手で弦交換をやってもいいんじゃない?」と思ったからでした。
最初は、「壊したらどうしよう」「使えなくなったらどうしよう」と不安でいっぱいでしたが、勇気を出してやってみたら、何てことはなかったですね。
動画や本を参考にすると、意外と簡単にできちゃうものなんです。
弦交換の目安
弦が傷んできた時
弦の傷みは「ささくれ」「毛羽立ち」で判断できます。
ささくれ
弦がフレットに当たる所の、弦の下を指先で触って、「でこぼこ」「ぽこぽこ」「ザラザラ」していたら替え時です。
場所は1弦の3フレットがベストです(Cはよく使うコードなので)。
ナイロンとフロロカーボンでは、フロロの方がささくれやすく、消耗が激しいです。
毛羽立ち
弦の表面が、ウールのように毛羽立ってきたら替え時です。
島村楽器水戸マイム店さんのサイトで写真と詳細が掲載されています。
参考【弦交換の目安】ウクレレ編弦が切れた時
ウクレレ弦が切れることは滅多にないので、余程のことだと思います。
明らかに劣化が原因なので、切れた弦だけではなく、全部の弦を交換しましょう。
音色を変えたい時
今の音に飽きて、違う音を楽しみたい場合に交換します。
弾きにくい時
「弦が硬くて指が痛い」「弦が細すぎて(または太すぎて)音がビビる」など、弾きにくいと感じたときに交換します。
最後に
弦を交換すると、音や弦の伸びが安定するのに1~2週間はかかります。
演奏会やライブが控えている場合は、早めに取り換えてこまめにチューニングしておきましょう。