コンサートウクレレを購入してから1ヶ月。早くも弦を「KIWAYA KFC」に交換しました。
ウクレレの標準装備であったAquila弦は、1フレット上での小指の移動がしずらく、ソロウクレレが弾きにくいと感じました。
しかも、ハイフレットの音の伸び(サスティーン)が弱く、ナチュラルハーモニクスも上手く響きませんでした。
そこで、予備のフロロカーボン弦に交換したということなんです。
※ナチュラルハーモニクスとは、12フレット、7フレット、5フレットのフレットの真上を軽く触れ、右手を弾くと同時に左手を離す演奏方法です。基音を開放弦の音とすると、1オクターブ以上の高い音が出ます。
KIWAYA(KFC)のスペック
- タイプ:オールサイズ
- 素材:フロロカーボン
- 色:透明(クリア)
- ゲージ:A(0.0204in)、E(0.0244in)、C(0.0275in)、G(0.0224in)
- 製造国:日本
張り替えたウクレレ
Elvis FIVE-O(コンサート)
この弦は、ORCAS OS-MED(黒のフロロ)と比べるとキュッキュという摩擦抵抗があります。
テンションはそれほど高くはないものの、ORCASよりも高めに感じました。
ただし、オルカスのミディアム弦と違い、弦のテンションにばらつきが無いため、バランスが取れた弾きやすさがあります。
※ソプラノウクレレに張った場合、もう少しテンションが低くなると思います。
音色は、優しい中にスッキリとした響きがあり、音の伸びも良いです。
ハーモニクスもバッチリ響きました。
弦の伸びはというと、私の張り方が悪かったのか、想像以上に伸びしろがありました。
交換の途中でかなり「だるんだるん」になり、なぜかペグの巻き付きが5段以上になってしまいました。音が安定しにくくなるのは困るので、仕方なく2~3回張りなおしました。
そのため、今までで一番時間がかかった弦交換になりました。
キワヤ弦は、ペグに取り付ける前に、かなり引っ張っておく必要があります。
※チューニングで音合わせをすると、かなり弦が引き締まりました。
4弦の張りがほんの少し強いものの、4本のバランスが取れていて弾きやすいです。
でも、私個人としてはブラックフロロの方が好きですね。
弦が安定するまでに1週間くらいかかりますが、故意的に弦を伸ばすともっと早く安定します。
最後に
弦が透明だったので、ペグに巻き付いた回数が見えにくかったです。
目の悪い方には、色付きの弦が無難です。