コンサートウクレレとソプラノロングネックの選び方
2019.04.28
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ウクレレでソロを弾いてみたいけれど、ソプラノロングネックとコンサートウクレレのどちらが良いか迷っている。
そんな人のために、ソプラノロングネックの特徴と選び方を紹介したいと思います。
ソプラノネックとロングネックの違い
ソプラノネック
12フレットジョイント(ネックとボディの接合部のフレットが12番目であること)である。
ロングネック
14フレットジョイント(ネックとボディの接合部のフレットが12番目であること)である。
ソプラノロングネックの種類
ソプラノロングネックには2つのタイプがあります。
ソプラノボディ+ソプラノネック
- ボディはソプラノ
- ネックはソプラノ
- ブリッジとネックを2フレット分上にずらしている
- 弦長はソプラノ(スケール=約345mm)
- 音とテンションはソプラノと殆ど変わらない
- ソプラノボディ+コンサートネックよりもさらに種類が少ない
- ウクレレの長さはソプラノ
ソプラノボディ+コンサートネック
- ボディはソプラノ
- ネックはコンサート
- 弦長はコンサート(スケール=約380mm)
- 音とテンションはコンサートに近くなる
- 種類が少ない
- ウクレレの長さはコンサート
- 小さいボディのコンサートウクレレ
ロングネックのメリットとデメリット
メリット
ハイフレットを押さえるのが楽なので、ソロ向き。
デメリット
ネックが重くなると重心バランスが悪くなり、ヘッドが下がってしまう。
選べる種類が少なく、値段が割高。
ロングネックを買うべきか否かの判断基準
ウクレレでハイフレットが必要なのはソロ弾きなので、ストローク重視であればソプラノロングネックは選択肢から外れます。
ポロンポロンとしたソプラノの音や、小さなボディで弾きたい場合はソプラノロングネック、音が大きめで伸びが欲しい場合はコンサートウクレレが良いでしょう。
最後に
- ボディが大きいので安定感がある
- ひざに置くと弾きやすい
- 音の伸びが良い
- ソロを弾くとしっくりくる
- 種類が選べる
という理由で、私個人としてはコンサートウクレレを選びます。
あくまでもソプラノにこだわるのであれば、間違って「ソプラノボディ+コンサートネック」のウクレレを購入しないようにしましょう。
スケール(弦の長さ)がソプラノネックとコンサートネックの判断基準になります。